Editing Tomoyo After:SEEN5000

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// <0119> もう少しで高校の推薦入試があって、そのためにバスケの練習を繰り返していた。
 
// <0119> もう少しで高校の推薦入試があって、そのためにバスケの練習を繰り返していた。
<0119> I was consistently practicing basketball to be prepared for coming-up high school entrance exams.
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<0119> I was consistently practicing basketball to be prepared for coming-up scholorship exams for high school.
   
 
// <0120> しかし、この『おれ』は二十歳くらいに見える。
 
// <0120> しかし、この『おれ』は二十歳くらいに見える。
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// <0132> \{智代}「岡崎朋也…私の大切な人だ」
 
// <0132> \{智代}「岡崎朋也…私の大切な人だ」
<0132> \{Tomoyo} "Tomoya Okazaki... A man who's very important to me."
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<0132> \{Tomoyo} "Tomoya Okazaki... A man very who's important to me."
   
 
// <0133> そして、智代が現状を説明する。
 
// <0133> そして、智代が現状を説明する。
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// <0136> \{智代}「それは、色々とあったぞ。波乱万丈な物語だ」
 
// <0136> \{智代}「それは、色々とあったぞ。波乱万丈な物語だ」
<0136> \{Tomoyo} "Many things happened you know. It was like a story from novel."
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<0136> \{Tomoyo} "Many things happened you know. It was like a fiction novel."
   
 
// <0137> 初めて、智代が少し笑った。
 
// <0137> 初めて、智代が少し笑った。
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// <0222> \{医師}「そろそろ、いいですか」
 
// <0222> \{医師}「そろそろ、いいですか」
<0222> \{Doctor} "Are you guys finished?"
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<0222> \{Doctor}「そろそろ、いいですか」
   
 
// <0223> 苦笑を浮かべながら、脇で見られていた。
 
// <0223> 苦笑を浮かべながら、脇で見られていた。
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<0223> 苦笑を浮かべながら、脇で見られていた。
<0223> The doctor was looking at us with the smirk on his face
 
   
 
// <0224> 慌てて、手を離す。
 
// <0224> 慌てて、手を離す。
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<0224> 慌てて、手を離す。
<0224> Quickly we let our hands go apart.
 
   
 
// <0225> \{医師}「岡崎さん。今日はそろそろ休んでください。明日の朝、検査をしますので」
 
// <0225> \{医師}「岡崎さん。今日はそろそろ休んでください。明日の朝、検査をしますので」
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<0225> \{Doctor}「岡崎さん。今日はそろそろ休んでください。明日の朝、検査をしますので」
<0225> \{Doctor} "Mr. Okazaki, please get some rest for today. I will be examining you tomorrow morning."
 
   
 
// <0226> \{医師}「それでは坂上さん。よろしくお願いします」
 
// <0226> \{医師}「それでは坂上さん。よろしくお願いします」
<0226> \{Doctor} "Ms. Sakagami, I'll leave the rest to you."
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<0226> \{Doctor}「それでは坂上さん。よろしくお願いします」
   
 
// <0227> そう言い残すと、医師は病室を後にした。
 
// <0227> そう言い残すと、医師は病室を後にした。
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<0227> そう言い残すと、医師は病室を後にした。
<0227> After what he said, the doctor left the room.
 
   
 
// <0228> おれと智代が、ふたり残された。
 
// <0228> おれと智代が、ふたり残された。
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<0228> おれと智代が、ふたり残された。
<0228> It was just me and Tomoyo.
 
   
 
// <0229> \{朋也}「カーテンを開けてくれないか」
 
// <0229> \{朋也}「カーテンを開けてくれないか」
<0229> \{Tomoya} "Could you open up the curtain?"
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<0229> \{Tomoya}「カーテンを開けてくれないか」
   
 
// <0230> それまでは気にしなかったが、少し外を見たいと思った。
 
// <0230> それまでは気にしなかったが、少し外を見たいと思った。
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<0230> それまでは気にしなかったが、少し外を見たいと思った。
<0230> I didn't cared much then, but I felt like seeing outside.
 
   
 
// <0231> 昨日の次は、今日が来ると当たり前のように思っていた。
 
// <0231> 昨日の次は、今日が来ると当たり前のように思っていた。
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<0231> 昨日の次は、今日が来ると当たり前のように思っていた。
<0231> I had always thought that day after yesterday would be today.
 
   
 
// <0232> だが、世の中必ずしもそうではないらしい。
 
// <0232> だが、世の中必ずしもそうではないらしい。
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<0232> だが、世の中必ずしもそうではないらしい。
<0232> But I guess in this world, that is not always the case.
 
   
 
// <0233> 外の景色は、果たしてどうなんだろう。
 
// <0233> 外の景色は、果たしてどうなんだろう。
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<0233> 外の景色は、果たしてどうなんだろう。
<0233> I wonder how does the scenery of outside look like.
 
   
 
// <0234> もしかして、まったく見知らぬ風景が広がっているのだろうか。
 
// <0234> もしかして、まったく見知らぬ風景が広がっているのだろうか。
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<0234> もしかして、まったく見知らぬ風景が広がっているのだろうか。
<0234> I wonder if the view might turn out completely different from the one that I expect.
 
   
 
// <0235> そんなことを、ふと思った。
 
// <0235> そんなことを、ふと思った。
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<0235> そんなことを、ふと思った。
<0235> I was thinking that for a little.
 
   
 
// <0236> \{智代}「ふふ」
 
// <0236> \{智代}「ふふ」
<0236> \{Tomoyo} *Giggle*
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<0236> \{Tomoyo}「ふふ」
   
 
// <0237> 何がおかしいのか、智代が含むように笑う。
 
// <0237> 何がおかしいのか、智代が含むように笑う。
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<0237> 何がおかしいのか、智代が含むように笑う。
<0237> I didn't know what was so funny about. Tomoyo tries to hold in her laughter.
 
   
 
// <0238> \{智代}「私に甘えたいんだな。おまえはあまり病人らしくないからな、なんでも言ってくれ」
 
// <0238> \{智代}「私に甘えたいんだな。おまえはあまり病人らしくないからな、なんでも言ってくれ」
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<0238> \{Tomoyo}「私に甘えたいんだな。おまえはあまり病人らしくないからな、なんでも言ってくれ」
<0238> \{Tomoyo} "You want to take advantage of me, don't you? You don't seem like a patient right now, so please tell me if you need something."
 
   
 
// <0239> 智代が嬉しそうにしながら、窓のカーテンを引いた。
 
// <0239> 智代が嬉しそうにしながら、窓のカーテンを引いた。
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<0239> 智代が嬉しそうにしながら、窓のカーテンを引いた。
<0239> Tomoyo happily opened up the curtain.
 
   
 
// <0240> 眩しい光が射した。
 
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<0240> 眩しい光が射した。
<0240> The bright ray of light hit me.
 
   
 
// <0241> そこで、おれははじめてベッドから起き上がる。
 
// <0241> そこで、おれははじめてベッドから起き上がる。
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<0241> そこで、おれははじめてベッドから起き上がる。
<0241> Then, for the first time, I got off from the bed.
 
   
 
// <0242> \{朋也}「じゃあ、窓も開けてくれ」
 
// <0242> \{朋也}「じゃあ、窓も開けてくれ」
<0242> \{Tomoya} "Then please open up the window also."
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<0242> \{Tomoya}「じゃあ、窓も開けてくれ」
   
 
// <0243> おれの頼みに、智代は嬉しそうに応じた。
 
// <0243> おれの頼みに、智代は嬉しそうに応じた。
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<0243> おれの頼みに、智代は嬉しそうに応じた。
<0243> Tomoyo happily responds to my request.
 
   
 
// <0244> 窓が開かれる。そこから吹く風が頬を撫でた。
 
// <0244> 窓が開かれる。そこから吹く風が頬を撫でた。
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<0244> 窓が開かれる。そこから吹く風が頬を撫でた。
<0244> The window is opening. The breeze caressed my cheek.
 
   
 
// <0245> 気持ちのよい風だった。
 
// <0245> 気持ちのよい風だった。
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<0245> 気持ちのよい風だった。
<0245> The breeze felt nice.
 
   
 
// <0246> 日差しを受け、病院の庭に植えられている木々の緑がきらきらと輝いていた。
 
// <0246> 日差しを受け、病院の庭に植えられている木々の緑がきらきらと輝いていた。
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<0246> 日差しを受け、病院の庭に植えられている木々の緑がきらきらと輝いていた。
<0246> The green leaves from trees in the garden was gleaming from sunshine.
 
   
 
// <0247> 離れたところからは、子供の声が聞こえてきた。
 
// <0247> 離れたところからは、子供の声が聞こえてきた。
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<0247> 離れたところからは、子供の声が聞こえてきた。
<0247> From far away, I heard a sound of children.
 
   
 
// <0248> おれは町を眺める。
 
// <0248> おれは町を眺める。
<0248> I looked at the city.
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<0248> おれは町を眺める。
   
 
// <0249> ここはどうやら、隣町にある病院のようだ。
 
// <0249> ここはどうやら、隣町にある病院のようだ。
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<0249> ここはどうやら、隣町にある病院のようだ。
<0249> I seems like the hopital is located in the neighboring city.
 
   
 
// <0250> 知らない場所ではない。
 
// <0250> 知らない場所ではない。
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<0250> 知らない場所ではない。
<0250> It's not like I don't know this place.
 
   
 
// <0251> 目を細めると遠くに見知った場所を見つける。
 
// <0251> 目を細めると遠くに見知った場所を見つける。
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<0251> 目を細めると遠くに見知った場所を見つける。
<0251> When I narrowed my eyes, I saw a familiar building far away in the distance.
 
   
 
// <0252> \{朋也}「ああ、学校だ」
 
// <0252> \{朋也}「ああ、学校だ」
<0252> \{Tomoya} "Oh, it's my school."
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<0252> \{Tomoya}「ああ、学校だ」
   
 
// <0253> おれが通っていた中学校だった。
 
// <0253> おれが通っていた中学校だった。
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<0253> おれが通っていた中学校だった。
<0253> It was the school that I attended.
 
   
 
// <0254> あそこは、昨日までのおれの居る場所だったはずだ。
 
// <0254> あそこは、昨日までのおれの居る場所だったはずだ。
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<0254> あそこは、昨日までのおれの居る場所だったはずだ。
<0254> It was the place where myself from the yesterday was supposed to go.
 
   
 
// <0255> \{智代}「なに? 朋也、もしかして記憶が…」
 
// <0255> \{智代}「なに? 朋也、もしかして記憶が…」
<0255> \{Tomoyo} "What? Tomoya. Don't tell me that you..."
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<0255> \{Tomoyo}「なに? 朋也、もしかして記憶が…」
   
 
// <0256> 智代が一瞬、驚きの表情を浮かべるが、すぐに自分の間違いに気づいたようだ。
 
// <0256> 智代が一瞬、驚きの表情を浮かべるが、すぐに自分の間違いに気づいたようだ。
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<0256> 智代が一瞬、驚きの表情を浮かべるが、すぐに自分の間違いに気づいたようだ。
<0256> For a moment, Tomoyo seemed surprised but soon she realized that it was just her misunderstanding.
 
   
 
// <0257> \{智代}「………」
 
// <0257> \{智代}「………」
<0257> \{Tomoyo} "..."
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<0257> \{Tomoyo}「………」
   
 
// <0258> \{朋也}「なあ、今日は何日なんだ?」
 
// <0258> \{朋也}「なあ、今日は何日なんだ?」
<0258> \{Tomoya} "Hey, what's the date today?"
+
<0258> \{Tomoya}「なあ、今日は何日なんだ?」
   
 
// <0259> それは沈んだ顔をしてしまった智代の気を紛らわすための質問でもあったし、単純に疑問に思ったからでもある。
 
// <0259> それは沈んだ顔をしてしまった智代の気を紛らわすための質問でもあったし、単純に疑問に思ったからでもある。
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<0259> それは沈んだ顔をしてしまった智代の気を紛らわすための質問でもあったし、単純に疑問に思ったからでもある。
<0259> It was to relieve her sunkened feeling and also I simply had that question in my mind.
 
   
 
// <0260> \{智代}「ん、ああ。九月だ」
 
// <0260> \{智代}「ん、ああ。九月だ」
<0260> \{Tomoyo} "Hm? Oh, it's September."
+
<0260> \{Tomoyo}「ん、ああ。九月だ」
   
 
// <0261> それから、智代は日付を口にする。
 
// <0261> それから、智代は日付を口にする。
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<0261> それから、智代は日付を口にする。
<0261> And then Tomoyo tells me the date.
 
   
 
// <0262> 偶然だろうが、記憶に残る最後の時期とほぼ一致した。
 
// <0262> 偶然だろうが、記憶に残る最後の時期とほぼ一致した。
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<0262> 偶然だろうが、記憶に残る最後の時期とほぼ一致した。
<0262> I wonder if it was coincidence that the date almost matched the last date that I remembered.
 
   
 
// <0263> \{朋也}「ここは隣町の病院なんだよな」
 
// <0263> \{朋也}「ここは隣町の病院なんだよな」
<0263> \{Tomoya} "So the hospital is located in the neighboring city, right?"
+
<0263> \{Tomoya}「ここは隣町の病院なんだよな」
   
 
// <0264> \{智代}「ああ、そうだ。私たちの町には大きな病院がないからな」
 
// <0264> \{智代}「ああ、そうだ。私たちの町には大きな病院がないからな」
  +
<0264> \{Tomoyo}「ああ、そうだ。私たちの町には大きな病院がないからな」
<0264> \{Tomoyo} "That's right. There is no hospital as big as this one in our town."
 
   
 
// <0265> \{朋也}「おれは、大病院に運ばれなきゃいけないほど重症なのか」
 
// <0265> \{朋也}「おれは、大病院に運ばれなきゃいけないほど重症なのか」
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<0265> \{Tomoya}「おれは、大病院に運ばれなきゃいけないほど重症なのか」
<0265> \{Tomoya} "Is my condition so serious that I needed to be sent to a major hospital?"
 
   
 
// <0266> 智代は一瞬、言葉を詰まらせる。
 
// <0266> 智代は一瞬、言葉を詰まらせる。
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<0266> 智代は一瞬、言葉を詰まらせる。
<0266> Tomoyo hesitates for her word.
 
   
 
// <0267> \{智代}「記憶喪失だからな。風邪とはわけが違うだろう」
 
// <0267> \{智代}「記憶喪失だからな。風邪とはわけが違うだろう」
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<0267> \{Tomoyo}「記憶喪失だからな。風邪とはわけが違うだろう」
<0267> \{Tomoyo} "It is an amnesia after all. It's not like you have a common cold."
 
   
 
// <0268> \{智代}「この病院なら以前から…」
 
// <0268> \{智代}「この病院なら以前から…」
<0268> \{Tomoyo} "Besides you've already been to this..."
+
<0268> \{Tomoyo}「この病院なら以前から…」
   
 
// <0269> \{智代}「いや、なんでもない」
 
// <0269> \{智代}「いや、なんでもない」
<0269> \{Tomoyo} "No, never mind."
+
<0269> \{Tomoyo}「いや、なんでもない」
   
 
// <0270> 何を言いかけたのか、訊き直そうとする前に智代が口を開く。
 
// <0270> 何を言いかけたのか、訊き直そうとする前に智代が口を開く。
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<0270> 何を言いかけたのか、訊き直そうとする前に智代が口を開く。
<0270> Tomoyo opened her mouth as soon as I was going to ask what she was about to say.
 
   
 
// <0271> \{智代}「いずれ、私たちの町にも大きな病院ができるといいな」
 
// <0271> \{智代}「いずれ、私たちの町にも大きな病院ができるといいな」
  +
<0271> \{Tomoyo}「いずれ、私たちの町にも大きな病院ができるといいな」
<0271> \{Tomoyo} "I hope someday there'll be a major hospital in our town."
 
   
 
// <0272> \{智代}「そうすれば、何かあったときにもう少し楽になる」
 
// <0272> \{智代}「そうすれば、何かあったときにもう少し楽になる」
  +
<0272> \{Tomoyo}「そうすれば、何かあったときにもう少し楽になる」
<0272> \{Tomoyo} "In that case, it'll be easier when something happens."
 
   
 
// <0273> \{智代}「ああ、もちろん、私は朋也のためなら、どこへでも行くぞ」
 
// <0273> \{智代}「ああ、もちろん、私は朋也のためなら、どこへでも行くぞ」
  +
<0273> \{Tomoyo}「ああ、もちろん、私は朋也のためなら、どこへでも行くぞ」
<0273> \{Tomoyo} "Well, of course I'd go anywhere for you, Tomoya."
 
   
 
// <0274> \{智代}「隣町だろうが、海外だろうがな」
 
// <0274> \{智代}「隣町だろうが、海外だろうがな」
<0274> \{Tomoyo} "Whether it's at neighboring city or even at oversea."
+
<0274> \{Tomoyo}「隣町だろうが、海外だろうがな」
   
 
// <0275> \{智代}「おまえのためならば、私はどんな苦労をもいとわない」
 
// <0275> \{智代}「おまえのためならば、私はどんな苦労をもいとわない」
  +
<0275> \{Tomoyo}「おまえのためならば、私はどんな苦労をもいとわない」
<0275> \{Tomoyo} "I'm willing to go through any hardships for you."
 
   
 
// <0276> \{智代}「それは間違いない。信用してほしい」
 
// <0276> \{智代}「それは間違いない。信用してほしい」
<0276> \{Tomoyo} "There's no mistake in that. Trust me on this."
+
<0276> \{Tomoyo}「それは間違いない。信用してほしい」
   
 
// <0277> \{朋也}「智代は…本当におれのことが好きなんだな」
 
// <0277> \{朋也}「智代は…本当におれのことが好きなんだな」
<0277> \{Tomoya} "Tomoyo... You really do like me."
+
<0277> \{Tomoya}「智代は…本当におれのことが好きなんだな」
   
 
// <0278> 聞いているこちらが恥ずかしくなってくる。
 
// <0278> 聞いているこちらが恥ずかしくなってくる。
  +
<0278> 聞いているこちらが恥ずかしくなってくる。
<0278> It makes me blush to ask that question.
 
   
 
// <0279> \{智代}「何を言うんだ、当たり前だろう」
 
// <0279> \{智代}「何を言うんだ、当たり前だろう」
<0279> \{Tomoyo} "What are you talking about? Of course I do."
+
<0279> \{Tomoyo}「何を言うんだ、当たり前だろう」
   
 
// <0280> はっきりと、言い切る智代。
 
// <0280> はっきりと、言い切る智代。
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<0280> はっきりと、言い切る智代。
<0280> Tomoyo clearly affirms her statement.
 
   
 
// <0281> \{朋也}「おれも…智代のことが好きだったのか?」
 
// <0281> \{朋也}「おれも…智代のことが好きだったのか?」
<0281> \{Tomoya} "Did I... like about you also?"
+
<0281> \{Tomoya}「おれも…智代のことが好きだったのか?」
   
 
// <0282> \{智代}「ああ…そうだ」
 
// <0282> \{智代}「ああ…そうだ」
<0282> \{Tomoyo} "Y...Yeah."
+
<0282> \{Tomoyo}「ああ…そうだ」
   
 
// <0283> \{智代}「おまえは…私のことを愛してくれた」
 
// <0283> \{智代}「おまえは…私のことを愛してくれた」
<0283> \{Tomoyo} "You...loved me."
+
<0283> \{Tomoyo}「おまえは…私のことを愛してくれた」
   
 
// <0284> 一瞬のためらいがあったように感じたのは、おれの錯覚だろうか。
 
// <0284> 一瞬のためらいがあったように感じたのは、おれの錯覚だろうか。
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<0284> 一瞬のためらいがあったように感じたのは、おれの錯覚だろうか。
<0284> Was it just me or did Tomoyo seemed a bit hesitant for a moment.
 
   
 
// <0285> 智代はそんなおれの疑問に気づく様子もない。
 
// <0285> 智代はそんなおれの疑問に気づく様子もない。
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<0285> 智代はそんなおれの疑問に気づく様子もない。
<0285> Tomoyo doesn't seem to realize.
 
   
 
// <0286> \{智代}「そもそも。おまえの方からだぞ。好きだと言ってきたのは。学校でいきなり私にキスを…」
 
// <0286> \{智代}「そもそも。おまえの方からだぞ。好きだと言ってきたのは。学校でいきなり私にキスを…」
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<0286> \{Tomoyo}「そもそも。おまえの方からだぞ。好きだと言ってきたのは。学校でいきなり私にキスを…」
<0286> \{Tomoyo} "You are the one who came up and said that you loved me. Then you suddenly kissed me at school..."
 
   
 
// <0287> \{朋也}「おれが、そんなことをしたのか」
 
// <0287> \{朋也}「おれが、そんなことをしたのか」
<0287> \{Tomoya} "Did I really do those things?"
+
<0287> \{Tomoya}「おれが、そんなことをしたのか」
   
 
// <0288> \{智代}「そうだ…」
 
// <0288> \{智代}「そうだ…」
<0288> \{Tomoyo} "Yeah..."
+
<0288> \{Tomoyo}「そうだ…」
   
 
// <0289> 不意に口をつぐむ。
 
// <0289> 不意に口をつぐむ。
  +
<0289> 不意に口をつぐむ。
<0289> I was too surprised for my words.
 
   
 
// <0290> 静寂が訪れる。
 
// <0290> 静寂が訪れる。
<0290> The silence comes in.
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<0290> 静寂が訪れる。
   
 
// <0291> いつの間にか、外は暗くなり始めていた。
 
// <0291> いつの間にか、外は暗くなり始めていた。
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<0291> いつの間にか、外は暗くなり始めていた。
<0291> Next thing I knew, it was already dark outside.
 
   
 
// <0292> さっきまでは聞こえていた子供たちの声も、もう聞こえない。
 
// <0292> さっきまでは聞こえていた子供たちの声も、もう聞こえない。
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<0292> さっきまでは聞こえていた子供たちの声も、もう聞こえない。
<0292> I could no longer hear the sound of the children
 
   
 
// <0293> 帰るべき家に、帰っていったのだろう。
 
// <0293> 帰るべき家に、帰っていったのだろう。
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<0293> 帰るべき家に、帰っていったのだろう。
<0293> They've probably gone home.
 
   
 
// <0294> 動いた気配がしたかと思うと、智代が窓を閉めていた。
 
// <0294> 動いた気配がしたかと思うと、智代が窓を閉めていた。
  +
<0294> 動いた気配がしたかと思うと、智代が窓を閉めていた。
<0294> When I sensed something moving, it was just Tomoyo shutting the window down.
 
   
 
// <0295> \{智代}「あまり風に当たると、体にさわる」
 
// <0295> \{智代}「あまり風に当たると、体にさわる」
<0295> \{Tomoyo} "It's not good to have wind blown to you for too long."
+
<0295> \{Tomoyo}「あまり風に当たると、体にさわる」
   
 
// <0296> \{智代}「そろそろ休んだ方がいい」
 
// <0296> \{智代}「そろそろ休んだ方がいい」
<0296> \{Tomoyo} "You should get some rest."
+
<0296> \{Tomoyo}「そろそろ休んだ方がいい」
   
 
// <0297> \{智代}「私も家に帰って、おまえが戻ってきた時のために準備をする」
 
// <0297> \{智代}「私も家に帰って、おまえが戻ってきた時のために準備をする」
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<0297> \{Tomoyo}「私も家に帰って、おまえが戻ってきた時のために準備をする」
<0297> \{Tomoyo} "I too will be going home to prepare when you get discharged."
 
   
 
// <0298> \{智代}「とりあえず、明日はごちそうを作る。退院祝いだ」
 
// <0298> \{智代}「とりあえず、明日はごちそうを作る。退院祝いだ」
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<0298> \{Tomoyo}「とりあえず、明日はごちそうを作る。退院祝いだ」
<0298> \{Tomoyo} "Anyway I'll be making a feast tomorrow. A celebration for your homecoming."
 
   
 
// <0299> \{朋也}「退院って言っても、入院はたった一日じゃないか」
 
// <0299> \{朋也}「退院って言っても、入院はたった一日じゃないか」
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<0299> \{Tomoya}「退院って言っても、入院はたった一日じゃないか」
<0299> \{Tomoya} "You say celebration but I'll only be here for one day."
 
   
 
// <0300> \{智代}「一日。そうだったな、たった一日だ。それでも、お祝いだ」
 
// <0300> \{智代}「一日。そうだったな、たった一日だ。それでも、お祝いだ」
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<0300> \{Tomoyo}「一日。そうだったな、たった一日だ。それでも、お祝いだ」
<0300> \{Tomoyo} "One day. Yes. Even if it was just for a day, we are having a celebration."
 
   
 
// <0301> \{智代}「また、私と朋也が一緒に過ごす日が始まる」
 
// <0301> \{智代}「また、私と朋也が一緒に過ごす日が始まる」
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<0301> \{Tomoyo}「また、私と朋也が一緒に過ごす日が始まる」
<0301> \{Tomoyo} "Days where I'll be spending time with you are going to start again."
 
   
 
// <0302> \{智代}「たくさん記念日を増やしていこう」
 
// <0302> \{智代}「たくさん記念日を増やしていこう」
<0302> \{Tomoyo} "Let's have more anniversaries."
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<0302> \{Tomoyo}「たくさん記念日を増やしていこう」
   
 
// <0303> \{朋也}「記念日?」
 
// <0303> \{朋也}「記念日?」
<0303> \{Tomoya} "Anniversaries?"
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<0303> \{Tomoya}「記念日?」
   
 
// <0304> \{智代}「そうだ。さしづめ、明日は退院記念日だな」
 
// <0304> \{智代}「そうだ。さしづめ、明日は退院記念日だな」
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<0304> \{Tomoyo}「そうだ。さしづめ、明日は退院記念日だな」
<0304> \{Tomoyo} "Yes. In other words, tomorrow will be the anniversary of day you got discharged."
 
   
 
// <0305> \{智代}「午前中は検査があるだろうから、昼頃に迎えに来る」
 
// <0305> \{智代}「午前中は検査があるだろうから、昼頃に迎えに来る」
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<0305> \{Tomoyo}「午前中は検査があるだろうから、昼頃に迎えに来る」
<0305> \{Tomoyo} "You will probably have examination in the morning so I'll pick you up around afternoon."
 
   
 
// <0306> \{朋也}「ああ、頼む」
 
// <0306> \{朋也}「ああ、頼む」
<0306> \{Tomoya} "Yeah, thanks."
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<0306> \{Tomoya}「ああ、頼む」
   
 
// <0307> 言って、自分でおかしくなる。
 
// <0307> 言って、自分でおかしくなる。
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<0307> 言って、自分でおかしくなる。
<0307> Feels funny to say this myself.
 
   
 
// <0308> おれの中では、目の前にいる少女は今日初めて出会ったはずなのだ。
 
// <0308> おれの中では、目の前にいる少女は今日初めて出会ったはずなのだ。
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<0308> おれの中では、目の前にいる少女は今日初めて出会ったはずなのだ。
<0308> In my memory, the girl in front of me is a stranger who I have just met today.
 
   
 
// <0309> それなのに、ごく自然にそんな言葉が口をついて出ている。
 
// <0309> それなのに、ごく自然にそんな言葉が口をついて出ている。
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<0309> それなのに、ごく自然にそんな言葉が口をついて出ている。
<0309> Still, naturally my words just seems to come out of its own.
 
   
 
// <0310> 記憶はなくても、体が覚えているというやつなのだろうか。
 
// <0310> 記憶はなくても、体が覚えているというやつなのだろうか。
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<0310> 記憶はなくても、体が覚えているというやつなのだろうか。
<0310> I suppose the body still have the memory of its own.
 
   
 
// <0311> それとも…
 
// <0311> それとも…
<0311> Or maybe...
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<0311> それとも…
   
 
// <0312> 智代が、あまりにも自然体で接してくれるから、ついつい甘えているだけなのだろうか。
 
// <0312> 智代が、あまりにも自然体で接してくれるから、ついつい甘えているだけなのだろうか。
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<0312> 智代が、あまりにも自然体で接してくれるから、ついつい甘えているだけなのだろうか。
<0312> I'm just taking advantage of Tomoyo since she opens up to me very naturally.
 
   
 
// <0313> だから、その次の言葉も意識せずに言った。
 
// <0313> だから、その次の言葉も意識せずに言った。
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<0313> だから、その次の言葉も意識せずに言った。
<0313> That's why these next words came out without any thoughts.
 
   
 
// <0314> \{朋也}「親父はどうしてるんだ?」
 
// <0314> \{朋也}「親父はどうしてるんだ?」
<0314> \{Tomoya} "How's the old man doing?"
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<0314> \{Tomoya}「親父はどうしてるんだ?」
   
 
// <0315> 智代がこれだけ世話を焼いてくれているのに、なぜ、曲がりなりにも父親であるあいつは、顔を出さないのだろう。
 
// <0315> 智代がこれだけ世話を焼いてくれているのに、なぜ、曲がりなりにも父親であるあいつは、顔を出さないのだろう。
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<0315> 智代がこれだけ世話を焼いてくれているのに、なぜ、曲がりなりにも父親であるあいつは、顔を出さないのだろう。
<0315> Although Tomoyo was taking care of me this whole time, I wondered why of all people he, a father, didn't show up.
 
   
 
// <0316> おれがひとり暮らしをしていた、ということは…
 
// <0316> おれがひとり暮らしをしていた、ということは…
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<0316> おれがひとり暮らしをしていた、ということは…
<0316> I was living alone. That means...
 
   
 
// <0317> 親父も、ひとりであの家に住んでいるということか。
 
// <0317> 親父も、ひとりであの家に住んでいるということか。
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<0317> 親父も、ひとりであの家に住んでいるということか。
<0317> The old man's still living at that house alone also.
 
   
 
// <0318> おれと親父の関係は、良好とは言いがたい。
 
// <0318> おれと親父の関係は、良好とは言いがたい。
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<0318> おれと親父の関係は、良好とは言いがたい。
<0318> It's hard to say that relationship between him and I was a good one.
 
   
 
// <0319> 幼い頃に母親が死んだ。顔も覚えていない。
 
// <0319> 幼い頃に母親が死んだ。顔も覚えていない。
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<0319> 幼い頃に母親が死んだ。顔も覚えていない。
<0319> My mother died when I was young. I can't even remember her face.
 
   
 
// <0320> そして物心ついた頃にはすでに、あの人は暇があれば酒を呑み、仕事はたまにしか行かないという父親だった。
 
// <0320> そして物心ついた頃にはすでに、あの人は暇があれば酒を呑み、仕事はたまにしか行かないという父親だった。
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<0320> そして物心ついた頃にはすでに、あの人は暇があれば酒を呑み、仕事はたまにしか行かないという父親だった。
<0320> Ever since I could remember, that man was kind of father who drank anytime he had a chance and rarely went to work.
 
   
 
// <0321> 幼い頃は、それが当たり前だと思っていた。
 
// <0321> 幼い頃は、それが当たり前だと思っていた。
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<0321> 幼い頃は、それが当たり前だと思っていた。
<0321> When I was young, I thought that how all the fathers were.
 
   
 
// <0322> しかし、世間一般の父親がそうではない、と知るのに時間はかからなかった。
 
// <0322> しかし、世間一般の父親がそうではない、と知るのに時間はかからなかった。
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<0322> しかし、世間一般の父親がそうではない、と知るのに時間はかからなかった。
<0322> But it didn't take me too long to realize that not all fathers were, in fact, are like that.
 
   
 
// <0323> それ以来、おれと親父の仲はいい、とは言いがたい。
 
// <0323> それ以来、おれと親父の仲はいい、とは言いがたい。
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<0323> それ以来、おれと親父の仲はいい、とは言いがたい。
<0323> Since then, I can't say that relationship between old man and I are going well.
 
   
 
// <0324> だが、おれが倒れても姿を見せないほどではないはずだ。
 
// <0324> だが、おれが倒れても姿を見せないほどではないはずだ。
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<0324> だが、おれが倒れても姿を見せないほどではないはずだ。
<0324> But it's not bad enough that he won't see me even after I collapsed.
 
   
 
// <0325> \{智代}「朋也のお父さんからは…朋也のことは、すべて任されているんだ」
 
// <0325> \{智代}「朋也のお父さんからは…朋也のことは、すべて任されているんだ」
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<0325> \{Tomoyo}「朋也のお父さんからは…朋也のことは、すべて任されているんだ」
<0325> \{Tomoyo} "I've... been entrusted with you... by your father."
 
   
 
// <0326> \{朋也}「任されている?」
 
// <0326> \{朋也}「任されている?」
<0326> \{Tomoya} "Entrusted?"
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<0326> \{Tomoya}「任されている?」
   
 
// <0327> \{智代}「うん」
 
// <0327> \{智代}「うん」
<0327> \{Tomoyo} "Yes."
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<0327> \{Tomoyo}「うん」
   
 
// <0328> \{智代}「そうなっている。だから朋也、おまえが心配することじゃない」
 
// <0328> \{智代}「そうなっている。だから朋也、おまえが心配することじゃない」
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<0328> \{Tomoyo}「そうなっている。だから朋也、おまえが心配することじゃない」
<0328> \{Tomoyo} "That's how it is now so Tomoya, there's nothing you should worry about."
 
   
 
// <0329> \{智代}「私に、すべて任せておけばいい」
 
// <0329> \{智代}「私に、すべて任せておけばいい」
<0329> \{Tomoyo} "You can leave everything to me."
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<0329> \{Tomoyo}「私に、すべて任せておけばいい」
   
 
// <0330> それ以上の質問を許さない、そんな口調だった。
 
// <0330> それ以上の質問を許さない、そんな口調だった。
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<0330> それ以上の質問を許さない、そんな口調だった。
<0330> She won't accept any more questions. That's the kind of tone it was.
 
   
 
// <0331> \{智代}「じゃあな。ゆっくりと休むんだぞ」
 
// <0331> \{智代}「じゃあな。ゆっくりと休むんだぞ」
<0331> \{Tomoyo} "See you. Make sure to get some rest."
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<0331> \{Tomoyo}「じゃあな。ゆっくりと休むんだぞ」
   
 
// <0332> それだけ言うと、おれの返事を待たずに、智代は病室を出ていった。
 
// <0332> それだけ言うと、おれの返事を待たずに、智代は病室を出ていった。
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<0332> それだけ言うと、おれの返事を待たずに、智代は病室を出ていった。
<0332> After saying that, Tomoyo left the room without waiting for my good-bys.
 
 
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